投信(ファンド)には、大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などのベンチマークに連動させることで経済成長と同等の利益をあげることを目指すインデックスファンドに対して、ファンドマネジャーの腕によってインデックスファンド以上の運用成績を目指すものです。
ただし、アクティブファンドについては、ファンドマネージャーの手腕に対する報酬が必要となるため、インデックスファンドと比較して手数料が高くなる傾向があります。
高くなった手数料分を吸収するほどの運用益をあげることができるファンドは実際には多くはなく、インデックスファンドがベターな選択と考える投資家が多いのは事実です。
アクティブファンドの必要性
アクティブファンドをポートフォリオに組込むメリットについては、先日の記事をご参考ください。
マゼランファンドに学ぶ、アクティブファンドで知っておくべきこと
さらにアクティブファンドは市場平均よりも伸びる企業への投資が基本となりますから、有望株に投資マネーが流れることでよりよい経済循環を生むことにもつながります。
というより、インデックスファンドにだけ資金が流入してしまうと、日経平均株価の算出対象となるような大企業について業績はよくないけれども株価が伸びていってしまうバブルを生みかねないので、大きな潮流で見てもアクティブファンドへの投資は必要です。
隠れインデックスファンドの存在
これを受けて、アクティブファンドに投資をしてみようかな、と思った投資家の方に待ち受けるワナがあります。
それは、隠れインデックスファンドの存在です。
隠れインデックスファンドとは、アクティブファンドであるように見せて、実際にはインデックスファンドとなんら変わらない運用をし、高い手数料が顧客の負担となっているようなファンドのことです。
そして、こうした隠れインデックスファンドの存在は数多く存在しています。
本当にアクティブなアクティブファンド
しかし、本当にアクティブなアクティブファンドもあります。
たとえば「レオス・キャピタルワークス」の「ひふみ投信」は真にアクティブなアクティブファンドとして有名です。
実際に企業へ赴き、有望企業を見極めて投資判断をしているファンドです。
「アクティブシェア」という2009年に米エール大学の研究者が開発した考え方においても裏付けられています。
QUOREAの運用はアクティブファンド並み?
さて、自動売買サービスのQUOREAはどうかというと、QUOREA(で)は、本当のアクティブファンドと同様に、アグレッシブな運用が可能といえます。
ほぼすべてのロボットは、長期の保有をせずに取引をします。
ロボットのロジックにおいて価格が安いと判断されれば買い、価格が高いと判断されたら売却するという繰り返しで、持ちっぱなしと言う状態がありません。
先に示した、アクティブファンドの社会的意義のひとつであるバブルの抑制効果を果たすかたちでもありますね。
自動売買サービスのQUOREAで