「ビットコイン以外の仮想通貨を買おうと思っているんだけど何がいいんだろう?」
仮想通貨を購入し始めた人は、数えきれないほどあるアルトコインの中で何を買えばいいのか、悩んでいる方も少なくはないでしょう。
この記事では、アルトコインとはどのようなものかをまず解説し、代表的な5種類のアルトコインを紹介していきます。
アルトコインは、ビットコイン以外のすべてのコインのこと
仮想通貨は、ビットコインとアルトコインの2種類に分けることできます。
ビットコインはすべてのアルトコインの元となっていて、暗号資産の中でも唯一無二の存在といってよいでしょう。
一方アルトコインは、ビットコインの代替として作られました。
『スマートコントラクト』というブロックチェーン上で契約を執行できるイーサリアム。
国際送金をする際の高額な手数料と遅い送金スピードを解決するために作られたXRPなど。代表的なアルトコインもビットコインを基にして作成されています。
日本で買える時価総額が高く有望なアルトコイン5銘柄
日本の取引所で売買できるアルトコインは、世界の主要な取引所と比べても非常に少ないといってよいでしょう。
仮想通貨の購入を考えている方にとっては少し物足りないといってよいかもしれません。
ですが、日本の取引所で購入できるアルトコインは、金融庁の厳しい審査を通っているコインなので信頼性が強いだけでなく、将来的にも有望なコインといってよいでしょう。
ETH(イーサリアム)
イーサリアムは、ビットコインに次いで時価総額2位のアルトコインです。
前述した『スマートコントラクト』という技術だけではなく、DApps(分散型アプリケーション)と言われている技術を搭載しています。
またイーサリアムには、EEA(Enterprise Ethereum Alliance)という支援組織があります。
この組織にはマイクロソフトをはじめインテルやアクセンチュア、日本企業ではトヨタやNTT、KDDIが所属しています。
イーサリアムは世界的にも有名な企業が支援されていることもあり、将来的にはかなり有望といってよいでしょう。
XRP(エックスアールピー)
XRPはイーサリアムに次ぐ時価総額3位のアルトコインで、前述したように現在の送金システムを改善しようとしているアルトコインです。
XRPの強みはすでに多くの銀行や組織と提携を結んでいることしょう。例えばみずほ銀行や三菱UFJ銀行、さらにイギリスの中央銀行であるBank of Englandなどと提携をしています。
さらに2017年にGoogleからも出資を受けていることでも知られています。
イーサリアムと同じくXRPは提携先が多くあるので、その点将来有望といえるのではないでしょうか。
BCH(ビットコインキャッシュ)
2017年8月1日にビットコインのハードフォーク(分裂)によって誕生したのが、ビットコインキャッシュです。
時価総額では全仮想通貨では5位となっています。ビットコインと比較してブロックサイズが大きいこと、手数料が安くなっていることが特徴として挙げられます。
今後は基軸通貨への採用や実際の店舗での決済可能店の増加などが、ビットコインキャッシュの価格が上がるきっかけになるでしょう。
LTC(ライトコイン)
時価総額ではビットコインキャッシュの一つ下の順位であるのが、ライトコインです。
ライトコインはビットコインの弱点であるブロック生成スピードをビットコインの約4倍となっています。また、取引手数料も非常に安いのが特徴でしょう。
ゲーム配信会社であるSteamと提携など積極的に外部との提携もしているので、これからどのような企業と提携していくのが楽しみなアルトコインです。
NEM(ネム)
ビットコインキャッシュやライトコインと比べると、時価総額は低いものの注目度が高いのがネムです。
ネムという仮想通貨はPOI(Proof of Importance)というマイニング方式を採用していて、10000XEM(ゼム)を持っているとマイニングに参加することができます。
2020年3月現在ネムの価格は5円前後なので、約5万円あればマイニングに参加することが可能ということになります。
代表的な5つのアルトコインをご紹介いたしました。
ただ気をつけてないといけないのが、一つのコインに集中して投資をしてしまうということです。一つのコインに集中して投資をしてしまうと、そのコインが大きく下落してしまったとき目も当てられなくなってしまいます…。
ですので、アルトコインを購入する場合は、複数のアルトコインを購入し保持する、分散投資にしておく方がリスクは低いといえます。
これを機にアルトコインを色々と調べてみてはいかがでしょうか?